コピー用紙のサイズや種類を解説

コピー用紙や封筒・写真などのサイズと用途に合わせた紙質の種類などについて

コピー機

ISO国際標準規格:A判

発祥

A判はドイツの物理学者オズワルドによって19世紀に提案された規格ですが、現在ではISO国際標準規格として採用されています。

サイズ比率の定義

A判はB判と共に「ルート長方形」と呼ばれ「縦:横」の比率が【1:√2】となっています。

ルート長方形とは

2等辺三角形の等辺の長さを縦に置き、異なる長さの1辺を横の長さにした時にできる長方形を「ルート長方形」と呼びます。

A0~A12までのサイズの定義

A0の長辺を半分にした物がA1、更にA1の長辺を半分にした物がA2という風に面積が半分になるにつれて数字がひとつ繰り上がる仕組みになっています。

※上図参照

A判の使われ方

コピー用紙としてはこの規格のA4サイズがコピー用紙として一般的に使われている大きさです。

官公署や企業などの書類など様々な用途に使われ、私たちの生活の中で最も使用されています。

もちろんコピー用紙だけ特別な紙のサイズを使っている訳ではありませんので、他の一般的な用紙も同じようにA4サイズの物が広く使われています。

A判の中ではA4の次に使われるのがA3です。

A3サイズは設計の図面やプレゼン、または打ち合わせなどの時に用いる事が多くビジネスシーンで良く使われています。

私たちの身の回りで良く見るA判としては次にA6のサイズで文庫本がこれにあたります。